ぐちり庵は、気軽のお越しいただけるカウンセリングセンターです。

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どんなことでも、お気軽にご相談ください。

学校関係

事例9 あなたの子、いじめられているわよ。

学校の相談
 子どもの友達の保護者から、「お宅のお子さんいじめられているらしいよ。」と職場に数回連絡があった。普段と様子は変わらないが、事実かどうか不安。どうしたらよいか。


対応
話を聴いていく中で、以下のように対応することにした。
1.子どもに直接、学校や登下校時の話を聴く。
2.困ったことがあったらいつでも話してほしいと子どもに伝える。
3.学校の先生に学校での様子を教えてもらう。
4.子どもの友達と遊ぶ様子を観察する。
 子ども自身は、いじめられていると感じておらず、話の中にもいじめられているような出来事はなかった。学校でも大きな変化は見られないという先生からの情報だった。いじめているという子どもとも普段と変わらず遊んでいるので、しばらく様子を見ることにした。

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事例10 リレーに出るのは足の速い子?

学校の相談
 町内の運動会に子ども会も参加することになった。足の遅い子が、リレーに出たいと希望した。子ども同士の話し合いで、その子がリレーに出場することが決まったが、一部の保護者から子どもだけの意見で決めるのはおかしいと抗議された。リレーの選手選考会をすることになったが、子どもに何と言ったらいいのか。
対応
リレーの選考会当日、集まった保護者に以下のことを考えてもらった。
1.町内の運動会の趣旨について。
2.子どもたちが決めたことに、大人が意見をすることの意味について。
3.数種類の競技種目の中で、リレーだけ選考会にすることについて。
 それぞれの意見を出し合う中で、以下のような意見が出た。
・ 町内の運動会の趣旨は、町内の親睦を図り絆を作ることだと思う。
・ 出るからには勝ちたい気持ちもあるが、勝敗にこだわる競技会ではな い。
・ リレーに参加する大人は選考会をしないのに、子どもだけ選考会をする理由がわからない。
・ 子供たちがよく話し合って納得して決めたことなので、大人は口を はさまない方がいい。
・ 子どもと楽しめる運動会にしたい。
 話し合いの末、子どもの出場種目の変更は行わないこととなった。
運動会当日。リレーが始まった。足の遅い子がバトンを受け取った。するとその子が、1人、2人、3人と追い抜き、5人目を追い抜いて、バトンを渡した。会場は大いに盛り上がった。

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事例11 あなたの子、いじめをしているわよ。

学校の相談
 わが子が他の子をいじめていると、近所の保護者から言われた。子どもに聞くが、「いじめていない。」と言い、泣き出してしまった。自分自身動揺して、学校に相談した方がいいのか、どう対処したらいいのかわからない。


対応
話を聴いていく中で、以下のように決めた。
1.子どもを信じて対応する。
2.困ったことがあったら、いつでも話してほしいと子供に伝える。
3.知らせてくれた保護者に詳しく話を聴く。学校にも相談し、情報をもらう。
 実際は、いじめていたのはわが子ではなかったことがわかった。子どもたちへの対応は学校の先生にお願いし、解決することができた。  「子どもがよく話をしてくれるようになった。子どもを信じて親が対応することの大切さを感じた。」とコメントがあった。

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事例20 息子が不登校!(びぃふりー熊本掲載分)

学校の相談
 1学期は毎日楽しそうに中学校へ通っていた息子が、夏休み明けに「学校へ行きたくない」と言い出し部屋から出ようとしません。担任の先生は「無理にでも連れてきたほうがいい」と言われますが、そんなことをしたら逆効果ではないかと心配です。

対応
息子さんが夏休み明けに「学校へ行きたくない」と言い出され、驚かれたことでしょう。ここは、お母様に意思表示をした息子さんの力を信じて、対応しましょう。息子さんは、学校生活に何かしらのストレスを感じているようです。お母様が言われるように、無理に登校させるより、まず、じっくり話を聴かれることをお勧めします。息子さんの気持ちに焦点を当てて、すべてを受け止める気持ちで対応してください。話の内容より、その時々に息子さんがどのように感じていたのかに、「そうだったんだね…」と耳を傾けてください。このとき事柄の良しあしの判断は不要です。息子さんが、お母様を介して自分の気持ちに向き合うことが出来れば、次の行動にうつることができます。お母様にとっても息子さんにとっても、ここが踏ん張りどころです。多少の時間が必要かもしれませんが、どっしり構えて対応しましょう。

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事例23 子どものケンカ、親はどこまで介入すべき?(びぃふりー熊本掲載分)

学校の相談
 保育園から、うちの子が遊具の順番を守らずに口喧嘩になり、相手を泣かせてしまったと報告を受けました。
私は子どもを注意して終わりにしていたのですが、後日、相手のお母さんが「親が謝りもしない」と怒っていたと、別のお母さんから聞きました。

対応
子どものケンカは、子ども同士で解決してもらうのが基本です。ケンカも成長の一端です。
人間関係作りを学ぶ大事な場でもあります。
親が出るのは、相手にケガをさせてしまったり、どうしても子どもの力で解決できない事態の時です。今回の場合は、直接相手のお母さんが意見してきたわけではないようですね。
このまま様子を見ていいのではないでしょうか。
会う機会があれば、その時に話をされるとい いでしょう。

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事例24 よその子は注意すべき? 見て見ぬふりをすべき?(びぃふりー熊本掲載分)

学校の相談
 子どもと同じ部活の子の態度が悪かったの で注意したら、親に報告したらしく、その親 から無視されるようになってしまいました。 よその子は下手に注意すべきではないのでしょう か?


対応
よその子どもでも、注意すべき時はきちんと注意していいと思います。
注意をされたいきさつは良くわかりませんが、相手の親から無視されるようになったのは、その子が親にどのような伝え方をしたかだと思います。親はどうしても子供の話は全面的に肯定して受け取りがちです。
そのために誤解が生じているのかもしれません。
機会を見て、注意したいきさつをお話しされるといいか と思います。

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事例26 「距離を置く」は、いじめでしょうか?(びぃふりー熊本掲載分)

学校の相談
 中2の娘が、ある友達にウソをつかれた、悪口を言われたなどの理由で、距離を置いていたそうなのですが、「うちの子が仲間外れにされている」と親から学校に相談があったそうです。相手に話しかけられたら普通に返事はしていたようなのですが…。(44歳 女性)


対応
「距離を置く=いじめ」ではありません。今回の場合は、娘さんとお友達で、しっかり話をする必要があるかもしれませんね。距離を置いた理由、嘘をつかれたり悪口を言われた時の気持ちを伝えることが大事ではないでしょうか。そして、今相手が何を感じどんな気持ちでいるのかも聴いてみる必要があると思います。それぞれが事実だと思っている事にずれがあるのは良くあることです。気持ちの部分で話をすれば、誤解が解けるのではないでしょうか。

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